ソフトバンク光の工事費用はいくら?誤請求トラブルや支払いに関する注意点 | heary.jp

ソフトバンク光の工事費用はいくら?誤請求トラブルや支払いに関する注意点

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ソフトバンク光を新規契約した人はネット回線の開通工事が必要になります。

開通工事には、屋外工事・室内工事どっちも必要なケースや室内工事のみで済むケース、または立ち合い工事が必要ないケースがあります。

そのため工事費用については工事の内容によって変わるので注意が必要です。

■この記事でわかること

  • ソフトバンク光の開通工事費用
  • ソフトバンク光で工事費用の支払いや請求についての注意点
  • ソフトバンク光の工事費用がかからないケース
  • 工事費用が無料のはずなのに請求される原因と対処方法

ソフトバンク光は工事費の誤請求トラブルがあったり、工事日によっては追加料金がかかる場合があります。

そこで本記事ではソフトバンク光の工事について工事内容や費用の支払い、請求についての注意点などを解説しています。

工事費用は決して安いものではないので正しい知識をつけて損をしないようにしましょう。

ソフトバンク光の開通工事費用はいくら?

ソフトバンク光の工事費用は工事内容によって異なります。

工事内容は主に電柱から光回線を建物に引き込む屋外工事、建物から室内に光回線を引き込む屋内工事、NTTでネット回線を設定する無派遣工事の3つに分けられます。

■ソフトバンク光の工事費

  • 屋外工事+室内工事(立ち合い工事):26,400円
  • 室内工事のみ(立ち合い工事):10,560円
  • 無派遣工事:2,200円

つまりもともと屋外にNTTの設備がついていない場合は屋外・室内工事が必要となり、屋外にNTTの設備がもともとついているのであれば室内工事のみとなります。

また無派遣工事とは工事業者が自宅に訪問せずインターネットの開通手続きのみで終わる工事の事をいいます。

そのためそもそも屋外・屋内にNTT設備がついている場合は工事不要なので無派遣工事になります。

例えば、電柱から建物に光回線が引き込まれているなら「建物から室内に光回線を引き込む」「NTTでネット回線を設定する」だけになるので室内工事のみになるということですね。

立ち合い工事なのか無派遣工事なのか工事が必要なのかどうかは建物の状況によって変わるため、ソフトバンク光に申し込んでみないとわかりません。

立ち合い工事あり(屋外・室内工事)だと26,400円

ソフトバンク光ではもともと建物の屋外にNTTの設備がついていない場合、立ち合い工事(屋外工事・室内工事)をする必要があります。

立ち合い工事とはNTTフレッツ光回線を近くの電柱から建物内に引き込み、室内に配線する工事になります。

新築の戸建て住宅でソフトバンク光を新規契約する場合はこのケースがほとんどで、屋外・屋内工事の場合工事費用は26,400円です。

ちなみに電柱が近くになかったり位置的な問題で建物に穴をあけなければいけない場合、賃貸住宅に住んでいる人は管理会社に許可をとる必要があります。

立ち合い工事あり(室内工事のみ)だと10,560円

ソフトバンク光は建物の屋外にNTTフレッツ光回線の設備がもともとついている場合、室内工事のみとなります。

室内工事とは、自宅内に設置するONU(光回線終端装置)と光ファイバー回線を接続する工事のことをいいます。

つまり室内工事とは室内に光コンセントを取り付けてインターネットを使えるようにする工事のことです。

マンションやアパートなどの集合住宅でソフトバンク光を新規契約する場合はこのケースがほとんどで、室内工事のみの場合工事費用は10,560円です。

建物にNTTフレッツ光回線が引き込まれている場合は屋内工事のみになるので管理会社への連絡は不要です。

無派遣工事だと2,200円

ソフトバンク光は自宅内に設置するONU(光回線終端装置)と光ファイバーが開通している場合、開通工事がいらないため無派遣工事になります。

無派遣工事とは、工事業者が自宅に訪問せずインターネットの開通手続きのみで終わる工事の事をいいます。

つまり無派遣工事とは立ち合い工事なしでNTT局内でインターネットを使えるよう設定する工事のことです。

無派遣工事の場合工事業者の立ち合いはありませんが工事費(設定費)として2,200円がかかるので注意しましょう。

無派遣工事の場合事前に送られてくるONUとモデムを室内の光コンセントに接続することによってインターネットが使えるようになります。

そもそもソフトバンク光の工事不要(工事費用がかからない)ケース

ソフトバンク光は転用や引越し、事業者変更の場合そもそも工事不要なケースがあり、工事費用が掛からないこともあります。

ソフトバンク光の工事不要なケースは下記をご確認ください。

  • 転用:工事不要
  • 事業者変更:工事不要
  • 引っ越し:転居先の物件次第で工事は必要

転用やプラン変更の場合開通工事は不要ですが、引っ越しの場合転居先にNTT設備がついているかによって工事の有無が変わってきます。

ソフトバンク光は状況によって工事が必要かどうかが変わるので、工事が必要な場合と不要な場合を確認しておきましょう。

フレッツ光ネクストからの転用なら工事不要

ソフトバンク光はフレッツ光ネクストからの転用の場合工事不要です。

転用とはNTTでこれまで工事などを済ませてフレッツ光を利用していた人がそのままフレッツ光の光回線を使ってソフトバンク光に乗り換えすることをいいます。

転用の場合、今まで使っていたNTTの回線設備をそのまま使うことができるので立ち合い工事、無派遣工事はともに不要です。

もちろん開通工事をしないため工事費用はかかりません。

光コラボ回線からの事業者変更なら工事不要

ソフトバンク光は、光コラボ回線からの事業者変更の場合工事不要です。

事業者変更とは、ドコモ光やビッグローブ光などの光コラボ回線を使っていた人がソフトバンク光に乗り換えることをいいます。

そもそも光コラボ回線はNTTの回線設備を使うため、光コラボ回線から事業者変更した場合は今までと同じNTT設備を使うことになります。

事業者変更の場合も転用と同じように今まで使っていたNTTの回線設備をそのまま使うことができるので工事は不要です。

ソフトバンク光10Gは必ず工事費用が掛かる

ソフトバンク光の10Gは必ず工事費用がかかります。

これはソフトバンク光の10Gプランは事業者変更や転用ができないため、必ず新規契約での申し込みとなるからです。

例えばソフトバンク光のマンションタイプからソフトバンク光10Gにプラン変更する場合でも、一度解約してから再度新規契約する必要があるため工事が必要になります。

ソフトバンク光10Gの場合派遣・無派遣問わず必ず開通工事が必要になり、工事費用は26,400円かかります。

ちなみにソフトバンク光10Gはファミリータイプやマンションタイプと違い必ず新規契約で開通工事が必須なので詳細については下記記事で確認しましょう。

ソフトバンク光で工事費用の支払いや請求についての注意点

ソフトバンク光の工事費用の支払いや請求についての注意点をまとめました。

工事日やオプションによっては別途追加料金が請求される場合もあるため確認しておきましょう。

工事費用の支払いは一括払いと分割払いで選べる

ソフトバンク光の工事費用の支払いは、屋外と室内の立ち合い工事(26,400円)の場合一括払いと分割払いを選ぶことができます。

ただ室内工事のみと無派遣工事の場合一括払いのみとなっており、分割払いは選べないので注意しましょう。

なお工事費用の分割払いの回数は契約プランによって違います。

■プランごとの分割可能回数

ファミリータイプ マンションタイプ
2年自動更新プラン 12回,24回 12回,24回
5年自動更新プラン 12回,24回,36回,48回,60回

例えばソフトバンク光のマンションタイプであれば2年自動更新プランのみなので工事費用の分割回数は12回と24回のどちらかが選べます。

反対にソフトバンク光のファミリータイプは5年自動更新プランなら12回から60回まで選ぶことができます。

工事費用は分割から一括に変更できない

ソフトバンク光は工事費用を分割払いから一括払いに途中変更することはできません。

なお分割払いから一括払いに変更できないだけでなく、一度選んだ支払回数の変更もできないので注意しましょう。

ちなみに工事費用を分割払いにしていて途中解約した場合のみ、工事費用の残りを一括で支払うことになります。

工事費用の請求タイミングは2か月目から

ソフトバンク光の工事費は、分割払いでも一括払いでも利用開始2か月目の月額料金に合算して請求されます。

支払い方法はソフトバンク光と同じで、あくまで工事費はソフトバンク光の料金と合算して支払いになるため、支払い方法を別で選べるというわけではないので注意しましょう。

ソフトバンク光の料金の支払い日や引き落としタイミングはクレジットカードや口座振替によって違いがあります。

そのためソフトバンク光の料金と工事費用の支払い方法について詳細を確認しておきましょう。

工事日が土日休日だと工事費用に追加料金がかかる

ソフトバンク光は工事日が土日祝日だと追加料金がかかります。

立ち合い工事が必要で工事日が土日祝日の場合、追加工事費は3,300円です。

屋外工事と室内工事が必要な場合、26,400円+3,300円で合計29,700円も工事費がかかってしまうのでできるだけ平日に工事した方がいいですね。

ちなみに立ち合い工事がない場合は工事日が土日祝日でも追加料金はかかりません。

オプションにより別途工事費がかかる

ソフトバンク光は光電話(N)やホワイト光電話、BBフォンなどの固定電話サービスや、ソフトバンク光テレビに加入する場合別途工事費用がかかります。

なお工事費用はオプションや工事のタイミングによって変わるのでオプションへの加入を考えている人は注意しましょう。

オプションごとの工事費は下記をご確認ください。

オプション 工事費
光電話(N) 1,100円~2,200円
ホワイト光電話 1,100円
BBフォン 1,100円
ソフトバンク光テレビ(1台) 13,200円~18,150円
ソフトバンク光テレビ(2台~3台) 26,400円~31,350円

なお光電話(N)はソフトバンク光と同時に工事するなら1,100円、別々で工事するなら2,200円がかかります。

またソフトバンク光テレビも同じようにソフトバンク光と同時に工事するかどうかで工事費が変わるので注意しましょう。

ちなみにオプションによって追加工事費がある場合も支払いは一括払いか分割払いを選択することができます。

工事費用が無料のはずなのに請求される原因と対処方法

ソフトバンク光を解約すると、その時点で工事費用負担キャンペーンも解除されるので工事費用の残債が請求されることがあります。

ソフトバンク光の工事費無料キャンペーンは、ほとんどが無料になるのではなく請求から工事費分を割り引いたり、後からキャッシュバックとして還元することで実質無料にするという内容になっています。

例えばソフトバンク光の工事費用(26,400)24回分割で支払う場合、毎月1,100円の割引を適用することで工事費用が実質無料になるということです。

ただソフトバンク光を20か月目で解約すると、残りの4か月分の工事費用には割引が適用されないので、無料なのに工事費用がかかるというわけです。

またこの工事費用の残債は分割払いではなく一括払いで支払うことになるので、工事費用の分割払いの途中に解約しないようにしたほうが良さそうです。

工事費用の残債を確認する方法

ソフトバンク光の工事費用の残債確認はMySoftbankからできます。

残債がそのまま表示されるわけではなく、正しくはMySoftbankでソフトバンク光の料金を何か月間払ったかが見れるので工事費の残債がわかるということです。

なおソフトバンクショップや代理店で残債確認をすることはできないので注意しましょう。

工事費用は掛からないと言われたが実際に請求が来ていて騙されたとか嘘をつかれたという話も聞きますが、実際には勘違いの場合も多いのできちんと確認した方がいいですね。

ソフトバンク光の工事費用に関するよくある質問

ソフトバンク光の工事費用に関するよくある質問をまとめました。

工事費用はいつ支払う?

ソフトバンク光の工事費用は利用開始2か月目に支払います。

料金の支払い日や引き落としのタイミングは支払い方法によって違うので注意しましょう。

工事費用の支払い方法は?

ソフトバンク光の支払い方法はソフトバンク光と同じなのでクレジットカード払いや口座引き落としなどが選べます。

ただ支払い方法はソフトバンク光と同じになるため、工事費の支払い方法を選べるというわけではないので注意が必要です。

工事費用の残債は一括払いできる?

ソフトバンク光の工事費の残債は、屋外・屋内工事、屋内工事のみ、無派遣工事のどの工事方法でも一括払いが可能です。

逆にソフトバンク光の工事費は工事費の支払い途中に解約した場合残債を一括で請求され、分割で支払うことはできないので注意しましょう。

ちなみに最初に分割払いを選んでいる場合、契約の途中で一括払いに変更することはできません。

工事費用はマンションと戸建て(ファミリー)で違う?

ソフトバンク光の工事費用はマンションでも戸建てでも同じです。

マンションでも戸建てでも、屋外・室内工事の場合26,400円、室内工事のみの場合10,560円、無派遣工事の場合2,200円の工事費用がかかります。

工事費用は同じですが、マンションは電柱が近くになかったり位置的な問題で建物に穴をあけなければいけない場合管理会社に許可をとる必要があるので注意しましょう。

ソフトバンク光へ転用でも工事費用はかかる?

ソフトバンク光へ転用の場合工事費用はかかりません。

転用の場合、今まで使っていた回線設備をそのまま使えるので開通工事は不要なため工事費用はかかりません。

引っ越しや転居する場合は工事費用がかかる?

ソフトバンク光は、引っ越しや転居先でそのままソフトバンク光を継続して使う場合でも工事費用がかかることがあります。

引越し先の物件の屋外にNTTの設備がついていない場合は屋外・室内工事となり、屋外にNTTの設備がついていれば室内工事をする必要があるので物件によっては工事費用がかかります。

そのため引っ越し先の物件で光ファイバー回線の設備がどうなっているのか事前に確認しておくといいですね。

なお引越しをする場合ソフトバンク光に手続きをする必要があるので、引越し手続きの窓口について下記記事で確認しておきましょう。

名義変更やプラン変更でも工事費用はかかる?

ソフトバンク光はプラン変更で回線タイプが変わる場合工事費用がかかります。

例えばソフトバンク光の”ファミリー”から”ファミリーハイスピード”にプラン変更をした場合や、”ファミリーハイスピード”から”ファミリーギガスピード”にプラン変更をした場合、回線工事の必要があるため工事費用がかかります。

ちなみに工事費用は工事内容によって変わり、屋外・屋内工事どちらも必要な場合最大26,400円の工事費用がかかります。

なお名義変更のために一度解約する場合や、プラン変更でも回線工事が必要ない場合工事費用はかかりません。

ソフトバンク光を解約後に再契約すると工事費がかかる?

ソフトバンク光は解約後に再契約する人もいます。

というのもソフトバンク光は名義変更ができないため契約者を変える場合は解約後に再契約が必要になるということですね。

結論からいえばソフトバンク光は解約時に撤去工事をしている場合のみ再契約しても工事費用がかかります。

そのため名義変更で解約後に再契約する人は撤去工事をしないで再契約すれば開通工事も不要なので工事費用なしで使えるようになります。

まとめ

ソフトバンク光の開通工事には、屋外工事・室内工事どちらも必要なケースや室内工事のみで済むケース、または屋外工事も室内工事も必要ないケースがあります。

工事費用については工事の内容によって変わるため注意しましょう。

それぞれの工事費は下記をご確認ください。

■ソフトバンク光の工事費

  • 屋外工事+室内工事(立ち合い工事):26,400円
  • 室内工事のみ(立ち合い工事):10,560円
  • 無派遣工事:2,200円

なおキャンペーンなどを使って工事費を実質無料にすることもできますが、適用条件を満たしていなかったり途中で解約をするとキャンペーンは外されてしまうので注意しましょう。

またソフトバンク光は申し込み窓口によってキャッシュバックがもらえる場合もあるので事前によく調べてから申し込むといいですね。

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