ソフトバンク光を契約すると、一緒に光BBユニットへの加入を勧められると思います。
しかしソフトバンク光の光BBユニットはどんなオプションなのか、使った方がいいのかよくわからないので加入するか迷いますよね。
簡単に言うと光BBユニットはソフトバンク光で提供しているルーターの事で、光電話を使ったり高速通信で快適にインターネットを使いたい人には必須のオプションだといえます。
もちろん市販のルーターを使ってインターネット接続することも可能ですが、光電話が使えなかったり通信速度が遅くなるなどのデメリットがあるので注意が必要です。
■本記事で分かること
- 光BBユニットとは
- 光BBユニットを使うメリット
- 光BBユニットが不要な人
- 光BBユニットの交換方法や費用
本記事ではソフトバンク光の光BBユニットを使うメリットや不要な場合、最新の光BBユニットへの交換方法などを解説しています。
ソフトバンク光の光BBユニットを契約しようか迷っている人は参考にしてみてください。
ソフトバンク光の光BBユニットとは?
ソフトバンク光の光BBユニットは、ソフトバンクが提供しているブロードバンドルーターのことです。
ソフトバンク光の光BBユニットは有線だと4台まで、Wi-Fiマルチパックを使えば最大64台まで同時接続が可能です。
他にも光BBユニットに加入するとおうち割光セットが使えたりIPv6接続で高速通信ができるなど様々なメリットがあります。
ちなみにソフトバンク光の光BBユニットは購入ができないので、月額料金を支払ってレンタル品として貸してもらうことになります。
光BBユニットのレンタル料金
ソフトバンク光の光BBユニットのレンタル料金は月額513円です。
ちなみに市販のルーターを購入するとなるとだいたい10,000円~20,000円が相場になっており、光BBユニットは価格で比べても安いうえにIPv6接続で通信速度も速くなります。
またパソコンにインターネット接続できるだけで十分という人も、おうち割光セットを使えば実質無料で光BBユニットが使えて、毎月のスマホ料金も550円割り引かれるので加入した方がお得になりますよ。
光BBユニットの種類
ソフトバンク光の光BBユニットは現在4つのバージョンが出ており、一番古いバージョンがE-WMTA2.1で、最新のバージョンがE-WMTA2.4となっています。
光BBユニットは最新のバージョンであればあるほど性能が高くなっており、最新のE-WMTA2.4の方が旧型の2.1、2.2、2.3よりも通信速度が速く安定しています。
最大通信速度 | |
E-WMTA2.1 | 100Mbps |
E-WMTA2.2 | 1Gbps |
E-WMTA2.3 | 1Gbps |
E-WMTA2.4 | 1Gbps |
ちなみに光BBユニットを申し込むと基本的にE-WMTA2.3がレンタルされますが、レンタルされる光BBユニットの機種は機器発送のメールに記載されているため発送されるまでわかりません。
ただソフトバンク光は2.2や2.3の光BBユニットが届いたとしても交換手続きをすれば最新の2.4に交換することができるので、通信速度をより速くしたい人は光BBユニットの交換を検討してみてもいいですね。
ソフトバンク光の光BBユニットを使うメリット
ソフトバンク光の光BBユニットのレンタルは強制というわけではないので、市販のルーターを使ってインターネットに接続することもできます。
ただ光BBユニットを使うとおうち割光セットが使えるだけでなく、IPv6接続で高速通信が可能になったりWiFi接続が可能になるなど様々なメリットがあります。
■光BBユニットを使うメリット
- ソフトバンクやワイモバイルのおうち割光セットが使える
- IPv6高速ハイブリットで高速通信ができる
- 有線ではなくWiFi接続もできるようになる
- 固定電話が使える
特にソフトバンクやワイモバイルのスマホを使っている人は、おうち割光セットに加入すると月額1,100円の割引きを受けられるので年間13,200円の通信費節約になりますよ。
ソフトバンク光の光BBユニットをレンタルしようか迷っている人は、光BBユニットを使うメリットの詳細を確認しておきましょう。
おうち割光セットが使える
光BBユニットをレンタルすれば、ソフトバンク光のおうち割光セットが使えるようになります。
ちなみにおうち割光セットは光BBユニットをレンタルすれば適用できるというわけではなく、WiFiマルチパックと光電話への加入も必要になるので注意しましょう。
とはいえ光BBユニット(月額513円)とWiFiマルチパック(月額1,089円)、光電話(月額513円)を単体で申し込むと月額2,115円がかかるので、おうち割光セットで毎月1,100円割引かれても意味がないですよね。
ただ指定オプションはセットにすることが可能で、3つのオプションがセットになったオプションパック(セット割)は月額550円なので大変お得に利用することができます。
おうち割光セットの申し込み方法や注意点などについては下記記事で詳しく解説しているのでご一緒にご確認ください。
IPv6接続で高速通信ができる
光BBユニットを使えばIPv6接続が可能になり、大容量高速通信ができるようになります。
そのため光BBユニットは高速通信で快適にインターネットを使いたい人には必須のオプションだといえます。
ちなみにIPv4とIPv6で具体的に通信速度がどれくらい違うのかそれぞれの平均速度を実測値から計算してみました。
IPv4 | IPv6 | |
平均ダウンロード速度 | 612.4Mbps | 655.29Mbps |
平均アップロード速度 | 212.18Mbps | 255.15Mbps |
引用元:みんそく
IPv4とIPv6の平均通信速度を比べると、やはりIPv6の方がダウンロード速度、アップロード速度ともに速い結果になりました。
WiFi接続もできる
ソフトバンク光の光BBユニットはWiFiとして使うことも可能です。
ただ光BBユニットをWiFiとして使うには別途月額1,089円のWiFiマルチパックに加入する必要があるので注意しましょう。
ちなみに先ほども申し上げた通り、光BBユニットとWiFiマルチパック、光電話がセットになったオプションパックを申し込めば月額550円で使うことができます。
WiFiマルチパックに加入すればパソコンだけでなくスマホやゲーム機などの端末も同時にWiFi接続ができるようになるので便利ですよね。
ソフトバンク光のオプションパックを申し込めば市販のWiFiルーターを購入する必要もないですし、WiFiマルチパックを単体で申し込むより料金もお得になりますよ。
固定電話が使える
ソフトバンク光の光BBユニットを使えば、光電話やBBフォンなどの固定電話サービスを使うこともできます。
ただソフトバンク光の光電話やBBフォンなどを使いたい場合は別途電話オプションに加入する必要があるので注意が必要です。
ソフトバンク光の電話オプションの詳細については下記表にまとめたのでご確認ください。
月額 料金 |
特徴 | |
光電話(N) (基本プラン) |
550円 | 電話番号と電話機はそのままで通話料を節約できる。 全国どこへかけても3分8.8円 |
---|---|---|
光電話(N) (スマート基本プラン) |
1,650円 | 番号表示、番号通知リクエスト、キャッチ電話、多機能転送、 着信お断り、着信お知らせメールの6つのオプション付き |
ホワイト光電話 (基本プラン) |
513円 | 月額利用料金を安くしたい人向けのプラン |
ホワイト光電話 (基本プランα) |
1,037円 | 528円分(約3時間相当)の通話料が0円 |
ホワイト光電話 (誰とでも定額) |
1,551円 | 1回10分以内、月500回までの国内通話料が0円 |
BBフォン | 0円 | BBフォン同士なら全国24時間通話料無料 |
ちなみに固定電話は必要ないという人は、BBフォンにすれば発番の手数料がかからないのでおすすめです。
ソフトバンク光の光BBユニットが不要な人
ソフトバンク光の光BBユニットを使うとIPv6接続で高速通信が可能になったりおうち割光セットが使えるようになるなどのメリットがありますが、下記のような場合は光BBユニットは不要と言えるでしょう。
■光BBユニットが不要な人
- 市販のルーターを使う人
- おうち割光セットに加入する予定がない人
- 通信速度はそこまで気にしない人
- 固定電話を使わない人
そもそもおうち割光セットの加入予定がない人や通信速度にこだわりがない人は、光BBユニットを使ってもあまりメリットがないので不要かもしれません。
なおソフトバンク光は市販のルーターでもインターネット接続ができるので、光BBユニットを申し込まない場合はご自身でルーターを用意しましょう。
ソフトバンク光の光BBユニットは最新モデルに交換できる
ソフトバンク光では申し込み手続きをすれば古い光BBユニットを最新モデルの光BBユニットに交換することができます。
旧型の光BBユニットを使っていて通信速度に満足していない人は、最新の光BBユニットへの交換を検討してみてもいいですね。
光BBユニットの交換方法や交換にかかる費用について確認しておきましょう。
光BBユニットを交換する方法
ソフトバンク光の光BBユニット交換申し込み窓口は、ソフトバンク光のカスタマーセンター(0800-111-2009)に電話で問い合わせるか、WEB(光BBユニット専用ページ)から申し込みの2種類になります。
■光BBユニットを交換する方法
- 電話かWEBで光BBユニットの交換申し込みをする
- 最新の光BBユニットが届く
- 新しい光BBユニットの接続設定をする
- 古い光BBユニットをソフトバンクに返却する
光BBユニットの交換申し込みをすると約1週間で自宅に最新の光BBユニットが届くので、古い光BBユニットの返却を忘れずにしましょう。
ソフトバンク光の光BBユニットの交換手順については下記記事で詳しく解説しているのでご一緒にご確認ください。
光BBユニットの交換にかかる費用
ソフトバンク光の光BBユニットの交換費用は無料ですが、古い光BBユニットをソフトバンクに返却する際にかかる送料は自己負担になります。
またソフトバンク光の返却物には返却期限があり、返却期限を過ぎると18,000円の違約金がかかったり、返却物が故障している場合は7,700円の修理費を請求される可能性があるので返却には十分注意が必要です。
■光BBユニットの交換にかかる費用
- 交換費用:0円
- 違約金:18,000円
- 修理費:7,700円
ちなみにソフトバンク光の返却期限は新しい光BBユニットが届いた月の翌月20日までとなります。
ソフトバンク光にレンタル品を返却する際の注意点やトラブルの対処法については下記記事で確認しておきましょう。
ソフトバンク光の光BBユニットに関するよくある質問
ソフトバンク光の光BBユニットに関するよくある質問をまとめました。
光BBユニットはWiFi接続できる?
光BBユニットはWiFi接続ができます。
ただし別途WiFiマルチパックオプションに加入しないとWiFi接続はできないので注意しましょう。
光BBユニットを使わなくてもネットが使える?
光BBユニットを使わなくてもインターネットは使えます。
ただ快適にインターネットを使いたい人やおうち割光セットを使いたい人は光BBユニットの使用がおすすめです。
ソフトバンク光を解約すると返却が必要?
あくまで光BBユニットはレンタル品なので、解約や事業者変更する場合は必ず返却が必要です。
なおソフトバンク光は、返却期限を過ぎたり返却物が故障していると違約金や修理費を請求される場合もあるので注意しましょう。
引っ越しする場合も光BBユニットは返却する?
引っ越し先でもそのまま使う場合光BBユニットは返却しません。
ただソフトバンク光に移転手続きをしないと引っ越し先で光BBユニットを使うことはできないので注意しましょう。
ソフトバンク光の移転手続きの方法については下記記事で確認することができます。
光BBユニットの同時接続台数は?
光BBユニットはWi-Fiマルチパックを使えば最大で64台まで同時にWiFi接続することが可能です。
ただしあくまで最大数なので実際に通信速度を落とさずに使えるのは10台以下と考えた方がいいでしょう。
ちなみにLAN(有線)の場合光BBユニットのLANケーブルの差し込み口が4つなので、最大4台まで同時接続ができます。
マンションでも光BBユニットは使える?
光BBユニットはマンションやアパートなどの集合住宅や、戸建て住宅のどちらでも使うことができます。
ソフトバンク光はマンションで使う場合、戸建てよりも通信速度が安定しにくいので光BBユニットを使えば改善されるかもしれませんね。
まとめ
ソフトバンク光の光BBユニットとはソフトバンクが提供しているブロードバンドルーターのことで、光BBユニットをレンタルすると下記のようなメリットがあります。
■光BBユニットを使うメリット
- ソフトバンクやワイモバイルのおうち割光セットが使える
- IPv6接続で高速通信ができるようになる
- 有線ではなくWiFi接続もできるようになる
- 光電話が使える
ソフトバンク光の光BBユニットを使うとおうち割光セットの割り引きが使えたりIPv6接続で高速通信ができるようになるなどのメリットがあります。
もちろん市販のルーターでもインターネット接続することはできますが、光電話やおうち割光セットが使えなかったり、通信速度が遅くなる可能性があるので注意しましょう。