ソフトバンク光のファミリータイプを徹底解説!マンションタイプとの違いも調査 | heary.jp

ソフトバンク光のファミリータイプを徹底解説!マンションタイプとの違いも調査

ソフトバンク光 ファミリータイプ ソフトバンク光

ソフトバンク光のファミリータイプとは、一軒家などの戸建て住宅向けのネット回線のプランになります。

ソフトバンク光にはマンションやアパートなど集合住宅向けのマンションタイプというプランもあり、料金や通信速度に若干の違いがあります。

■この記事で分かること

  • ファミリータイプとマンションタイプの違い
  • ファミリータイプの料金
  • ファミリータイプの初期費用
  • ファミリータイプの解約金

基本的にソフトバンク光ではマンションに住んでいると戸建て向けのファミリータイプを選ぶことはできません。

ただ条件付きですがマンションに住んでいてもファミリータイプが使える方法もありますので、その点も詳しく解説していきます。

ソフトバンク光のファミリータイプとマンションタイプの違い

冒頭でも解説したようにソフトバンク光のファミリータイプとは一軒家など戸建て住宅向けのプランのことです。

ソフトバンク光にはファミリータイプ以外にマンションやアパートなど集合住宅向けのマンションタイプというプランもあるので違いを比較してみました。

ファミリー マンション
建物 一軒家、戸建て 集合住宅
通信速度 1G(安定) 1G(不安定)
月額料金 5,720円 4,180円
開通工事 あり あり
おうち割光セット 利用できる 利用できる

ちなみにソフトバンク光は基本的にファミリータイプとマンションタイプを選べるわけではないので注意しましょう。

例えば一軒家に住んでいる人はマンションタイプに加入することができないということですね。

ファミリータイプは通信速度が安定して速い

ソフトバンク光のファミリータイプはマンションタイプと比較すると通信速度が安定して速いという特徴があります。

というのもファミリータイプは光回線を単独配線できますが、マンションタイプは光回線をマンションやアパートの各部屋で共有して使うことになるからです。

そのため各部屋でインターネットに接続している人が増えれば通信速度が遅くなるので、単独で使えるファミリータイプのほうが通信速度が安定して速いと言えます。

ファミリータイプは月額料金が高い

ソフトバンク光のファミリータイプの月額料金はマンションタイプより高くなっており、理由は配線が共有ではなく単独配線になるためです。

ファミリータイプとマンションタイプの料金は下記になります。

ファミリータイプ:(2年)5,720円
マンションタイプ:(2年)4,180円

ソフトバンク光ではマンションタイプよりもファミリータイプのほうが月額1,540円ほど高くなります。

ただ冒頭でも解説しているようにソフトバンク光はマンションタイプとファミリータイプは選べないので一軒家にお住いの方は必ずファミリータイプに加入することになります。

ソフトバンク光ファミリータイプの料金

ソフトバンク光ファミリータイプのプランは契約期間が2年間と5年間の2種類あり、NTT東日本エリアとNTT西日本エリアでそれぞれプラン名が違います。

ただプラン名が違うだけで料金や通信速度などプラン内容に違いはないので注意しましょう。

東日本エリア 5年契約 2年契約
ファミリーギガスピード 5,170円 5,720円
ファミリーハイスピード 5,170円 5,720円
ファミリー10G 6,380円 6,930円
ファミリーライト 4,290円~6,160円
西日本エリア 5年契約 2年契約
ファミリースーパーハイスピード 5,170円 5,720円
ファミリーハイスピード 5,170円 5,720円
ファミリー10G 6,380円 6,930円
ファミリーライト 4,290円~6,160円
ちなみに5年契約の場合は月額料金は安くなりますが、ソフトバンク光テレビ(月額825円)を申し込む必要があるので注意が必要です。

ファミリーギガスピード・ファミリースーパーハイスピード

ファミリーギガスピード(東日本エリア)とファミリースーパーハイスピード(西日本エリア)でエリアによってプラン名が違いますが料金や通信速度などプラン内容は全く同じです。

料金は下記になります。

5年契約 5,170円
2年契約 5,720円
自動更新なし 6,930円

東日本エリアはファミリーギガスピードとファミリーハイスピードがありますが、住んでいる建物に設置されている設備によって回線タイプが決まっているためプランを選択することはできないので注意しましょう。

ちなみにファミリーギガスピード(ファミリースーパーハイスピード)は速さが1Gbpsで、ファミリーハイスピードは上りが100Mbps、下りが200Mbpsになります。

なお西日本も同様にファミリースーパーハイスピードとファミリーハイスピードを選ぶことはできません。

ファミリー10G(ギガ)

ソフトバンク光ファミリー10Gとは、最大通信速度10Gbpsのプランで普段から仕事で容量の大きい動画などを扱う人や高画質のゲームや動画などを楽しみたい人にはおすすめです。

ソフトバンク光ファミリー10Gの料金は下記になります。

5年契約 6,380円
2年契約 6,930円
自動更新なし 8,140円

他のプランに比べて料金は高くなりますが、一般的な光回線のおよそ10倍の通信速度があるため快適なネット環境を実現することができます。

ファミリー10Gの詳細についてはこちらでも解説しているのでご一緒にご確認ください。

ファミリーライト

ファミリーライトとは、使った分だけの料金を支払う変動制の料金プランでインターネットをこれから使い始めたい人やインターネットはあまり使わないという人向けのプランです。

なおファミリーライトプランには2年契約と自動更新なしの契約がありますが、5年契約はないので注意しましょう。

ファミリーライトプランは料金が2段階定額料金になっており、あまりインターネットを使わなかった月は4,290円、たくさん使った月でも最大6,160円と上限が決められているので安心ですよね。(2年契約の場合)

ソフトバンク光ファミリーライトプランの料金は下記になります。

2年契約 自動更新なし
0GB~3GBまで 4,290円 6,050円
3GB~9.9GBまで 使ったGB×26.4円 使ったGB×26.4円
10GB以上 6,160円 7,920円

ファミリーライトプランは使った分だけの支払いになるので、普段あまりネットを使わない人はファミリーライトプランがおすすめです。

ソフトバンク光ファミリータイプの初期費用

ソフトバンク光ファミリータイプを申し込むと、事務手数料と工事費用の初期費用がかかります。

事務手数料はソフトバンク光を申し込むすべてのユーザーが一律請求されますが、工事費については派遣工事の種類によって料金が変わり、屋内と屋外工事どちらとも必要な場合26,400円の工事費用がかかるので、合わせて最大29,700円の初期費用がかかるということですね。

ソフトバンク光ファミリータイプの初期費用は下記になります。

工事費用:最大26,400円
事務手数料:3,300円

なおファミリータイプは転用(フレッツ光から乗り換え)、事業者変更(光コラボ回線から乗り換え)なら工事不要なので工事費用も無料ですが、以前にフレッツ光や光コラボレーションで契約していて光ファイバーの線が残っていた場合は無派遣工事となり、2,200円の工事費がかかる場合があるので注意しましょう。

工事費用

ソフトバンク光を新規契約する場合は工事費用がかかりますが、建物の設備状況によって工事内容が変わるので工事費用も違ってきます。

そもそも屋外にNTTの設備がついていない場合は屋外・室内工事となり、一軒家の壁面(屋外)にNTTの設備がもともとついているのであれば室内工事のみになります。

ソフトバンク光ファミリータイプの工事費用は下記になります。

派遣工事(屋外・室内工事) 26,400円
派遣工事(室内工事のみ) 10,560円
無派遣工事(転用・事業者変更の場合) 2,200円

工事費用は一括で支払うこともできますし、分割で月額料金と一緒に支払うこともできます。

なお工事日が土日祝日だと割増金が最大3,300円余計にかかるので注意しましょう。

ソフトバンク光ではキャッシュバックなどで工事費用を負担してくれる代理店もあるのでどこの窓口で契約するかは重要ですね。

ちなみに、フレッツ光からの転用と光コラボ回線からの事業者変更の場合のみ無派遣工事になります。

契約事務手数料

ソフトバンク光ファミリータイプを契約する場合、必ず契約事務手数料が発生します。

契約事務手数料は3,300円で、ソフトバンク光を申し込む全てのユーザーが一律請求され、初月の料金に合算されて支払うことになります。

工事費用などはキャンペーンで負担してもらえる場合もありますが、契約事務手数料については現時点でそのようなキャンペーンは行われていないようです。

ソフトバンク光ファミリータイプの解約金

ソフトバンク光ファミリータイプは解約の際に解約金が発生します。

ソフトバンク光ファミリータイプには2年契約、5年契約、自動更新なし契約があり、2年契約や5年契約の場合は基本料金の1か月分が解約金ですが、自動更新なし契約の場合はいつ解約しても解約金は無料となっており、契約期間によって解約金が違うので注意しましょう。

なお自動更新なしの契約は解約金が無料の代わりに毎月の基本料金が高くなっているので、申し込みを検討している人は料金をしっかり確認しておきましょう。

ソフトバンク光ファミリータイプの解約金は下記をご確認ください。

2年自動更新契約 基本料金1か月分
5年自動更新契約 基本料金1か月分
自動更新なし 0円

もちろん2年契約や5年契約でも更新月であれば解約金は無料なので、My Softbankで契約日を確認しておくといいですね。

2年自動更新

ソフトバンク光の2年自動更新の解約金は契約したタイミングによって違うので注意しましょう。

2年自動更新契約の解約金は変更があったため2022年6月30日以前に契約した人は10,450円、2022年7月1日以降に契約した人は1か月分の月額料金となります。

2年自動更新プランの場合の解約金はこちらです。

2022年6月30日以前に契約した人:10,450円
2022年7月1日以降に契約した人:1か月分の月額料金

もちろん更新月(契約解除料不要期間)の解約であれば解約金は無料なので、2年契約の場合の更新月は下記画像を参考にしてください。

ソフトバンク光の更新月と契約期間

画像引用元:ソフトバンク

自身の更新月についてはMy Softbankから確認できます。

5年自動更新

ソフトバンク光5年自動更新プランも、2年自動更新プランと同様に契約したタイミングによって解約金が違い、2022年6月30日以前に契約した人は16,500円、2022年7月1日以降に契約した人は1か月分の月額料金が解約金になるので注意しましょう。

5年自動更新プランの解約金はこちらです。

2022年6月30日以前に契約した人:16,500円
2022年7月1日以降に契約した人:1か月分の月額料金

ソフトバンク光の5年自動更新プランは2年自動更新プランに比べて解約金は高くなりますが、戸建てに住んでいて光テレビやスカパーを使いたい人の場合、2年契約よりも毎月550円お得に使えるのでおすすめのプランです。

ただ5年契約を申し込む際にソフトバンク光テレビへの加入が条件になっており、光テレビは戸建て住宅限定のサービスなので、必然的に申し込みできるのは戸建て住宅のみになるので注意しましょう。

こちらも更新月(契約解除料不要期間)であれば解約金は無料なので、5年契約の場合の更新月は下記画像を参考にしてください。

ソフトバンク光 更新月5年

画像引用元:ソフトバンク

自身の更新月についてはMy Softbankから確認できます。

自動更新なし

ソフトバンク光の自動更新なしプランは契約期間がないのでいつ解約しても解約金は無料です。

自動更新なしプランの解約金はこちらです。

2022年6月30日以前に契約した人:なし
2022年7月1日以降に契約した人:0円

ただ自動更新なしプランは解約金は無料ですが、月額料金が高いのでよっぽどの理由がない限りは2年契約の方がお得に使うことができますよ。

ソフトバンク光ファミリータイプは途中変更できる

ソフトバンク光ファミリータイプは、一軒家からマンションに引っ越しする人や契約期間を変更したい場合などにプランを途中変更することができます。

主に下記の内容なら変更が可能です。

  • 契約期間を変更する
  • 回線タイプを変更する
  • ファミリータイプからマンションタイプに変更する

なおプランの変更はソフトバンク光のサポートセンター(0800-111-2009)またはチャットサポートからできます。

ちなみにプランの切り替わるタイミングは変更した内容によって異なり、解約期間の変更は手続きした翌月1日、回線タイプの変更の場合は開通工事が完了した日に切り替わります。

契約期間を変更する

ソフトバンク光は、契約期間を変更する場合料金がかかります。

更新月の変更の場合は3,300円、更新月以外の変更は解約金と、どちらにせよ必ず料金を支払わなければならないので注意しましょう。

更新月の変更 手数料3,300円
更新月以外の変更 解約金

ちなみに自動更新なしプランの場合はいつ変更しても手数料3,300円のみとなっています。

ただ料金がかかるのは契約期間を短くする場合のみで、契約期間を長くする(2年契約を5年に変更する等)場合変更は無料でできます。

回線タイプを変更する

ソフトバンク光の回線タイプの変更に違約金などはかかりませんが、回線工事が必要になる場合工事費がかかります。

工事費が発生する例

  • ファミリーからファミリーハイスピードへ変更
  • ファミリーハイスピードからファミリーギガスピードへの変更など

工事費用は派遣工事の種類によって変わり、屋内・屋外ともに工事が必要な場合は工事費が最大26,400円、室内工事のみの場合でも10,560円、無派遣工事の場合でも2,200円の費用がかかるので注意しましょう。

 ファミリータイプからマンションタイプに変更する

引越しなどでファミリータイプからマンションタイプに変更したい場合、プラン変更の違約金などはかかりませんが工事費が発生します。

なお工事費は引っ越し先の回線設備状況によって料金が変わり、屋内・屋外ともに工事が必要な場合は工事費が最大26,400円、室内工事のみの場合でも10,560円、無派遣工事でも2,200円の費用がかかるので注意しましょう。

ただ引っ越しのタイミングであればお引っ越し工事無料キャンペーンを使って工事費を実質無料にすることができるので、引っ越しの1ヶ月から2ヶ月前までに忘れずに手続きをしておきましょう。

なお引っ越しのタイミングでのプラン変更なら回線タイプ・契約期間のどちらの変更でも手数料無料で変更ができます。

集合住宅(マンション)でもファミリータイプに加入できる裏技

集合住宅に住んでいる人でも、回線速度にこだわりがありファミリータイプで契約したい!という人もいるかもしれません。

結論から言うと、マンションにNTTの設備が設置されていなければ集合住宅(マンション)でもファミリータイプに加入ができます。

申し込み方法や料金については通常のファミリータイプと変わりませんが、マンションにNTTの設備がすでに設置されている場合は申し込みできないので注意しましょう。

なお契約する場合立ち合いの開通工事が必須になるため、物件の管理会社やオーナーに工事の許可を取る必要があり、さらに工事費26,400円もかかります。
マンションでもファミリータイプに加入すれば回線速度は安定して速くなりますが、月額料金が高くなるので料金や手間なども考えきちんと納得したうえで申し込むといいですね。

ソフトバンク光ファミリータイプのよくある質問

ソフトバンク光ファミリータイプのよくある質問をまとめました。

一人暮らしでもファミリータイプに申し込みできる?

一人暮らしでも戸建て住宅に住んでいればファミリータイプに申し込むことは可能です。

ファミリータイプは戸建て住宅向けのプランなので、一人暮らしでも、同居人が家族でなくても戸建てであれば申し込みは可能です。

ファミリータイプでもおうち割光セットは使える?

ファミリータイプでもおうち割光セットを使うことは可能です。

おうち割光セットはソフトバンクスマホとソフトバンク光をセットで契約するとスマホの料金が永年的に毎月最大1,100円割り引かれるサービスです。

おうち割光セットはソフトバンクスマホやソフトバンク光と同時に申し込みができないので、契約後に店舗やWEBで申し込みが必要になります。

ちなみにおうち割光セットを適用する場合はソフトバンク光で指定のオプションへの加入が必須になるので下記記事から確認しておきましょう。

ファミリータイプで使えるオプションは?

ソフトバンク光が提供しているオプションは全てファミリータイプでも使えます。

下記3つのオプションはスマホとのセット割(おうち割光セット)を使うなら必須オプションになるので加入を検討してみるといいでしょう。

  • 光BBユニット
  • WiFiマルチパック
  • 光電話N・ホワイト光電話・BBフォンのいずれか

ちなみに上記3つのオプションがセットになったオプションパックは月額550円です。

なおオプションはソフトバンク光の新規契約時でなくても、後から入りたいという場合でもMysoftbankから加入することができます。

まとめ

ソフトバンク光ファミリータイプの料金はマンションタイプと比較すると少しだけ高くなりますが、キャンペーンやセット割を使えばお得に使うことができるので戸建てに住んでいて回線速度を速くしたいという人にはおすすめです。

なおマンションにNTTの設備が設置されていなければ集合住宅でもファミリータイプに加入ができるので、集合住宅に住んでいてファミリータイプに申し込みたいという人は検討してみてもいいですね。

ただ契約の際の費用や手間もかかるので、事前にしっかりと確認してから申し込みをするようにしましょう。

タイトルとURLをコピーしました